このページは静岡市静岡医師会の所属医師が提供する情報です。
一般的な情報ですので、各個人でお知りになりたい詳しい情報などは、かかりつけ医にご相談ください。
精神科を受診される方は次のような方です。
・神経科(不安、脅迫、新規、ヒステリー、抑うつ)
・睡眠障害
・統合失調症
・躁鬱病
・てんかん
・老年痴呆
・パニック障害
・摂食障害
・人格障害
・アルコ一ル依存症
・児童の情緒障害や神経症・不登校・自閉症
・その他人生途上の悩みの相談等です。
神経症は、不満、葛藤、ストレスなどあって、精神症状や身体症状を呈する場合です。不安は不安でおちつきがなくなる場含。
強迫は例えば外出をする時に鍵をかけたか心配になって何度も確かめるといった行為や、観念。
心気は身体の故障を様々に感じます。心臓がドキドキ、お腹の痛み、微熱他色々あります。
ヒステリーでは多重人格とか憶えが無くなる場合があります。
抑うつはゆううつで、何もしたくなります。
それらに対する治療は精神療法(心理療法)と抗不安薬や抗うつ薬が使われます。
眠障害には眠れない場合と逆に眠りすぎる場合があります。前者に薬物を出すとすれば安定剤の仲間の睡眠導入剤が使われます。後者の中にはナルコプシーという疾患があってリタリンが用いられます。医師にかからないともらえません。
統合失調症では、幻覚や妄想のでる場合と、ものぐさになって何もせず、ひきこもる場合とがあります。軽症の場合は診療所へ通って、抗精神病薬を出してもらい、生活指導を受けると良いでしょう。本人が通院もせず、服薬もしない場合は入院を考える必要があります。
躁鬱病は、にぎやかな状態とゆううつ状態をくりかえすものです。躁だけの場合、うつだけの場合もあります。躁病では抗精神病薬その他を用います。うつ病では抗うつ薬を用います。いずれも外来で治療がうまくいけば在宅でできます。それが難しい場合は入院も必要になります。
てんかんは、意識が無くなり、四肢のけいれんを起こすものです。意識がなくなるだけの発作、意識がなくて奇妙な動作をする等種類があって、それに適う抗てんかん薬を服用します。
老年痴呆は、記憶がわるくなり、判断もわるくなります。老年痴呆の中でアルツハイマー型の場合には極初期にはアリセプトという薬が有効な場合があります。
パニック障害は、突然不安になり、イヤーな気持ちがして、動悸がして、胸が苦しくなり、今にも死ぬんでないかとパニックになる発作です。有効な薬があります。
無食欲症。食べられなくて体重が標準体重の85%以下に下った場合。おそらく入院して栄養をつける必要があります。
過食症。精神療法と一部の過食症に有効な薬があります。
人格障害は、精神病が無いのに現実の社会に適応してゆけない方です。いろいろタイプがあります。引きこもりも多くはこのカテゴリーと考えられます。薬物はまず効きません。通院できる方は精神療法がうけられます。
アルコールをやめなければいけないときもやめられない状態。手のふるえや幻覚がでる場合もあります。治療はアルコールを断つ事と、それをつづけることです。通院でアルコールが断てなければ、病院へ入院してアルコールを断ちます。その後アルコールを断ち続けるため、断酒会やAAに参加するとか、嫌酒薬を使用することができます。
児童についてはトピックをとりあげて記します。
学習障害(LD)は、読み書き、計算のいづれかの学習が極端にむづかしいというあらわれ方をします。知能は悪くありません。特有の学習の困難さをみつけて、その子にあった学習方法をみつけだす必要があります。
注意欠陥多動性障害(ADHD)は落ち着きなく、多動、不注意、後のことを考えず行動に出てしまいます。親や先生からよく叱られるはめになり、自分をダメな子と思ってしまうのはまづいのです。叱らないで。ほめるところをみつけてください。薬剤が有効な場合があります。
不登校。これはその子その子で色々の場舎があり、一言では述べられません。通院してくる子の場含は、対話をつづけながら登校への機が熟すのも待つことになります。
自閉症は、まず親との通常の人間関係が形成されません。同じく同年の子たちとの友だち関係もできません。保育園や幼稚園へ入っても一人はなれていて、一人行動が目立ちます。発達の障害です。その子の特性にあわせた育て方、躾け方を工夫する養育相談が行なわれます。
最後に一般相談です。これは結婚・夫婦関係上の件が多いように思われます。例えば浮気された、どうしたらいいか。充分にお話しを出していただき、自ら結論にいたれるよう援助します。
